「和」がモチーフ 貸農園オープンへ - JA海部東

農地再利用に一役

 JA海部東経済部資産管理課は、あま市七宝町で貸農園「JA海部東農園七宝」を4月1日に開園する。2019年に同市新居屋に初めて開園した貸農園に続き2例目。管内在住者へ向けて新聞折り込みで配布されるコミュニティー紙「あまぐりん」やホームページでPRし、利用者を募集する。

 貸農園は、自己改革「准組合員の農業応援団化」や、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の「住み続けられるまちづくりを」と「陸の豊かさを守ろう」の活動の一環として行われる。

 農地をJAが借り受けて適切に管理し再利用することで、周辺農地との調和を図り、利用者への准組合員加入を促すことで、准組合員の地域応援団化へとつなげている。

 農園は「和」がモチーフ。貸出期間は4月1日から1年(貸し出しは最長で5年まで更新可能)で、白御影延石で区切られる1区画20平方メートルの5区画を貸し出す。担当職員の後藤剛さんは「貸農園を利用していただき、農業を気軽に楽しんでいただきたい」と語った。
(日本農業新聞2021年1月29日付ワイド2東海より)