「消費者と直接つながる」に挑戦

　ＪＡあいち中央は、ＪＡの農産物インターネット販売サイト「碧海そだち～でんまぁとオンライン～（仮称）」の開設に向けて準備を進めている。６月のオープンに向けて、１月下旬に販売システムに開業登録をして、サイトを仮設した。

　同ＪＡ第７次中期計画の重点実施事項である「消費者への直接販売の拡大」の一環。消費者が直接買える場を作ることで、管内農産物のＰＲと、農業者所得の増大につなげる。

　同ＪＡでは昨年６月から同室を中心に関係部門と協議を進めてきた。イチジクや梨、米、農産物の詰め合わせセット、特産加工品など、同ＪＡ全体のアンテナショップとして、ＪＡと消費者が直接つながる新しい販売にチャレンジする。

　同室の岩間啓史さんは「コロナ禍で農産物に対する消費者の捉え方が変化している。ニーズをしっかり捉え、お客さんにとって定番のお店にしたい」と話した。
（2021年2月11日付　日本農業新聞ワイド１東海より）