SDGsかるた ありがとう-松本ハイランド

学校寄贈で感謝状

 JA松本ハイランド女性部は1月上旬、松本市教育委員会から感謝状を受けた。昨年、JA管内の小学校22校に「JA女性組織フレッシュミズSDGsかるた」計111箱を寄贈したことに対し、持続可能な開発目標(SDGs)の学習の一助となったとして、感謝が示された。

 同部では、コロナ禍でもできる活動として、これからの地域を支えていく子どもたちに、国連の掲げるSDGsを楽しく学んでもらおうと昨年12月から順次学校へ寄贈。かるたを子どもたちの学びに有効活用し、広い視野で物事を見て、考えるきっかけになることを期待している。

 同市で開かれた感謝状の贈呈式で、市教育委員会の赤羽郁夫教育長は「小学校の低学年から教科書や資料などでSDGsの勉強を進めている。かるたのような身近なもので楽しみながら学ぶことができるのはありがたい。これからも、ぜひ子どもたちを応援してもらいたい」と謝意を示し、同部の磯部紀子部長に感謝状を手渡した。

 磯部部長は「将来を担う子どもたちに、かるたを通してSDGsについて楽しく学んでほしい。これからも女性部として地域や子どもたちのためにできる活動を行っていきたい」と強調した。(日本農業新聞2021年1月15日付ワイド2信越より)