ゆでサトイモ 食感、風味そのまま - JAいるま野

消費者ニーズに対応

 JAいるま野は2月下旬、下ゆでしたサトイモ「子頭さといも」の販売を始めた。調理時間を短縮し、素材の持つ食感や風味も味わえる商品だ。

 「子頭さといも」は、JA管内で生産しているサトイモを使用。近年、カット野菜などが人気を集める中、JAでも消費者ニーズに対応しようと、販売を開始。商品パッケージには、JAオリジナルキャラクター「とれ蔵」を使用し、産地をPRしている。

 「子頭さといも」は、1袋(250グラム入り)。JA農産物直売所全14店舗で販売している。

 JA直販課の大野聡主任は「多くの人に管内のサトイモを味わってほしい。サトイモ以外の野菜でも加工野菜の商品化に向けて取り組んでいきたい」と意気込んだ。
(2021年3月24日付 日本農業新聞ワイド2首都圏より)