SDGs地域へ 新入職員学ぶ - JA大阪北部

日々の業務で実践

 JA大阪北部は5月下旬、麻田支店会議室(豊中市)で2021年度入組の新入職員を対象に国連の持続可能な開発目標(SDGs)について考える講習会を開いた。職員が正しくSDGsについて理解し、日々の業務で組合員や地域住民へ広めていけるようにする。

 講習会では、SDGsの概要やJAがSDGsを取り入れ実施している業務内容などを学んだ後、個人で取り組めることやJA大阪北部として組合員や地域住民に対して広めていく方法を考え、発表した。

 支店や各部署での実地研修を行っている新入職員からは、組合員と接して感じたことを踏まえながら、農業の魅力を伝えるための体験型イベントや、来店者がSDGsに取り組めるように支店に資源回収ボックスを設置するなどの発表があった。

 JA大阪北部では、持続可能な農業の実現を目指し、これからも積極的にSDGsに取り組み、組合員や地域住民に向けて発信していく。
(2021年6月5日付け  日本農業新聞ワイド1近畿より)