SDGs一冊に まず役職員から-JA東びわこ

「意外と身近な存在」実感

 自分たちが行う事業と国連の持続可能な開発目標(SDGs)の関わりを理解し、SDGsの達成に向けて取り組みを進めようと、JA東びわこは役職員向け冊子を制作した。役職員約500人へ配布した。

 冊子は「JA東びわこのSDGs~持続可能な未来の達成を目指して」。協同組合とSDGsのつながりや、SDGsと関わる具体的な取り組み事例を紹介。「JA東びわこSDGs取組宣言」をポスターにして各支店や事業所にも掲示した。

 冊子を受け取った職員は「SDGsが意外と身近な存在だと気付いた。地域農業や地域社会に必要とされるJAとなれるよう今後も取り組んでいきたい」と話す。

 JAは新たにSDGsピンバッジも制作し、役職員の一層の意識醸造を図る。
(2021年7月23 日付  日本農業新聞ワイド1近畿より)