女性部が新聞バッグ手作り - JA南アルプス市

Aコープで無料配布

 JA南アルプス市女性部の手芸グループは10月下旬、南アルプス市のAコープ白根店で、新聞紙で作ったエコバッグ約120枚を同店職員に寄付した。バッグは同店とAコープ甲西店のサッカー台に設置し、買い物客に無料配布する。

 レジ袋有料化で消費者のマイバッグの利用率が高まる中、新聞紙を活用した袋を活用することで、持続可能な開発目標(SDGs)の実現について考えてもらおうと制作した。

 「家の光」9月号の手芸記事を参考に、メンバー30人が集まって制作した。メンバーの発案で、バッグとバッグを入れるボックスに、女性部の活動紹介や部員募集のお知らせを貼ってPRした。

 2店舗に設置後もメンバーが各自で制作を続け、1週間で300枚以上を配布したが、品切れになるほど好評で、引き続き補充していくという。

 女性部の事務局を務めるJA営農指導部の五味広子次長は「エコバッグ作りを通して、女性部活動の輪が広がることを期待している。今後もSDGsにつながる活動を続けていきたい」と話した。