沖縄県
初の「もったいない市」開催 - JAおきなわ
子育て世帯に子供服や学習用具、食品を集め無償提供
JAおきなわ宜野湾支店互助会SDGs手工芸倶楽部(くらぶ)は2月中旬の2日間、同支店4階ホールで「もったいない市」を開いた。同支店の職員が寄付した子ども服や学習用具など約40種類が集まり、宜野湾市役所を通じて子育て世帯へ呼び掛けて48組に提供した。来場者には、フードバンクで職員から集めた食料品と、同倶楽部の活動資金で調達した食料品も無料で配布した。
地域貢献活動の一環。さらに23日には、一般市民を対象にした「もったいない市」を開催。同市役所のインターネット交流サイト(SNS)による呼び掛けで、220人が来場し大盛況となった。
今回の取り組みは、地域住民の豊かな暮らしの実現と持続可能な開発目標(SDGs)の目標達成に向けて「もったいないので、もらってくれませんか」をコンセプトに行った。宜野湾支店としては初めての取り組みとなった。
企画した同倶楽部の宮里真利子さんは「職員の思いやりが地域の皆さまに役立ってほしい。年に1回の開催を目標としたい」と語った。
<2022年 2月 27日付け 日本農業新聞 エリア沖縄>