定期貯金キャンペーン 収益の一部を寄付 - JAにいがた岩船

管内2つのフードバンクへ

 JAにいがた岩船は4月下旬、管内フードバンク2団体に10万円ずつを寄付した。寄付金は1月17日~3月31日に実施した定期貯金キャンペーン「SDGs地域応援“つなごう”フ~ネちゃん定期貯金」の収益の一部。地域貢献や持続可能な開発目標(SDGs)の実現へ向けた取り組みとして、フードバンク支援を趣旨に行った。

 村上市のJA本店で行った贈呈式には、フードバンクむらかみの竹内英治副代表、フードバンクさんぽくの工藤いく子代表らが出席。JAの高橋豊明組合長は「活動の手助けが少しでもできればと思い、協力させてもらった。ささやかだが、活用してもらいたい」とあいさつした。

 両フードバンクは食品だけではなく、生活雑貨の援助や子どもの体験・学習支援なども行っているという。「今後の運営資金や食品購入費などに充てたい」と喜んだ。

 今回は預入金額の0・03%を寄付。6億5700万円ほどの実績があった。JA金融共済部の信田俊幸部長は「今後もこうした企画を通して地域貢献への取り組みを続けていきたい」と話した。


<2022年 5月 17 日付  日本農業新聞  ワイド1信越>