女性JA参画へ意識高める-新潟・みなみ魚沼

魚沼総代ら学習会

 JAみなみ魚沼は10月下旬、女性のJA事業や経営への参画意識向上を目的に、「女性総代等学習会」を開いた。女性の総代や理事、女性部役員ら44人が出席した。

 JAの総代500人のうち、女性は58人(11・6%)。昨年10月には、女性の積極的な経営参画を促し、見識を深めるため、女性総代懇談会を開いた。今回は総代に限定せず、女性部役員も交えた。

 学習会では、JA新潟中央会教育部の横山徹郎部長が講師となり、協同組合やJA事業について説明した。

 グループワークでは温かい飲み物やお菓子を用意し、JAの女性職員も多く参加するなど、参加者がリラックスして発言しやすいように環境を整えた。

 グループワークは6班で行い、和やかな雰囲気の中、忌憚(きたん)のない意見が飛び交い、時には笑い声も聞かれた。

 参加した井口弘美理事は「気軽に意見を出せる雰囲気がつくれてよかった。いろいろな意見を聞いたので、今後、JA事業に反映していきたい」と話した。


<2023年11月15日(水) 日本農業新聞 ワイド1信越>