大規模地震想定し訓練 - 静岡・JAふじ伊豆

いち早く安心と安全を提供する

 JAふじ伊豆は2月上旬、大規模地震を想定した初動訓練を行った。本店共済保全課と8地区本部共済課、共済保有店舗91支店が参加した。管内全域での初動訓練は今回が初めて。初動対応を迅速に進めるため、地震発生から現地調査に入る7日目までの流れを確認した。

 訓練では、県東部を震源とする震度6、マグニチュード7・0の地震を想定。共済契約の引き受けなど全ての共済業務を停止するとの公告方法や、被害状況の確認と報告手順の確認、災害用無線機「ハザードトーク」を使用した本店と支店を結ぶ通信について確認をした。

 同JA共済担当大村幸広常務は「災害発生時には、迅速かつ適切な初動対応が求められる。訓練を通じて、いち早く被災者に安心と安全を提供できるよう、体制を万全なものにする」と話した。


<2024年2月20日(火) 日本農業新聞 ワイド2東海>