地元間伐材でSDGsパネル - JAあいち豊田

森林組合とタッグ

 JAあいち豊田は持続可能な開発目標(SDGs)の目標達成に向け、さまざまな取り組みを行っている。組合員や地域住民への理解促進と、同JA職員への意識付けのために、同JA本店エントランスに17の目標が描かれたパネルを設置した。

 パネルは豊田森林組合が、豊田市の面積の約7割を占める森林の間伐材を加工して作成した。高さ182センチ、横91センチ。同じ協同組合として、組合間の協同につながるとして同JAが依頼した。

 同JAでは地域貢献と食品ロス削減のため、子ども食堂への農産物の無償提供や、環境に配慮した方法で栽培する環境保全米の拡大など、さまざまな活動でSDGsに関わっている。同JA総務部の水野充人部長は「多岐にわたる分野でSDGsの実現に貢献していくとともに、来年度迎える20周年記念事業の一環として、他の事業所にも設置していきたい」と話す。
(2021年7月23日付  日本農業新聞ワイド1東海より)