女性部が県産米食べ比べイベント実施 - JA山口県

生協と合同で県産米の認知度向上と消費拡大をPR

 JA山口県女性部は10月中旬、生活協同組合コープやまぐち女性役員と合同で、山口市にある生協店舗「ここといずみ店」で県産米食べ比べイベントを開いた。「国消国産の日」に合わせ、二つの協同組合が合同で行うイベントは初めて。

 昨年から料理教室を行うなど交流を深めており、消費者団体である生協と生産者団体であるJA女性部が、県産米の認知度向上と消費拡大のために「わたしたち女性の力で、何かできないか」と協議を重ねてきた。

 生協が掲げる「地産知食」とJAグループが掲げる「国消国産」を合わせ、「地産知食と国消国産でつながるおいしい未来へ」をテーマに、安全・安心な食のPR活動が実現した。

 当日は「コシヒカリ(コープライス無洗米)」「恋の予感」「ヒノヒカリ(コープふれあい米)」の3種類の食べ比べ200食とごはんのお供を用意。その場で試食し、一番おいしいと感じた銘柄に投票してもらって、サンプル米300グラムをプレゼントした。

 参加者は「それぞれの米の味が違って面白い」「甘くておいしい」など感想を述べた。

 同女性部の瀧山美智子部長は「購買意欲を喚起すると同時に、来年の国際協同組合年を前に、協同組合への理解も深めてもらえたイベントになった」と話した。


<2024年10月29日(火) 日本農業新聞 ワイド2中国四国>