農業経営支援プロジェクト「協(かなう)」始動 - 愛知・JAひまわり

営農職員が農業経営支援のスキル習得を目指す

 JAひまわりは、農業経営支援プロジェクト「協(かなう)」を立ち上げた。10月下旬にはキックオフミーティングを開き、農業経営支援のスキル習得を目指す営農職員7人が参加した。

 プロジェクトは、10月から2026年3月までの1年半で取り組む。JAは第11次中期総合計画で、「経営支援プロジェクトの設置による農業の経営力強化」を、取り組み内容に掲げた。プロジェクトでは、コンサルタントから農業経営支援に必要な知識、事例を学び、日常業務で実践を繰り返すことでスキルを習得する。定期的なミーティングを設け、支援体制を構築する。

 職員が、農業者の経営状況の分析方法などを学び、担当する部会の1、2人に対して目標設定や現状分析を実施していく。

 営農企画課の柴田祐司課長は「講義を通じて農業経営の知識を深め、農家の信頼を得る武器にしてほしい。一人でも多くの農家と共に課題解決をして、農家所得の向上につなげてほしい」と話した。


<2024年11月12日(火) 日本農業新聞 ワイド1東海>