ドローン導入など支援 - JAにいがた南蒲

基金の活用呼び掛け

 JAにいがた南蒲は、自己改革の実現に向けて独自の農業支援基金「農業者の所得増大・生産拡大積立金」に取り組み、農業者の支援を行っている。所得増大や生産拡大に関する活動を支援し、地域農業の持続的な発展と豊かな地域づくりに寄与することが目的。2018年度から始め、基金の規模は2億円。
 18年は「もみ殻散布機の導入」「多収性品種種もみ・苗の購入」「ドローン(小型無人飛行機)技能認定証の取得」に対して費用の一部を助成した。
 助成申請は188件で、支援額は980万円だった。19年度は新たに「樹園地の荒廃防止・再生利用における機械導入」「新たな担い手の車両導入」「ドローン機体導入」「葉緑素計SPAD導入」を加えて支援する。(日本農業新聞2019年8月29日付信越版より)