役職員取り組みへ「SDGs通信」発行-JAいずみの

持続可能な地域社会実現へ

 JAいずみのは4月30日、組織内広報の取り組みとして「SDGs通信」(No.1)を発行した。

 国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けてJAで取り組み可能な活動について検討、実行していく「Team SDGs」が手掛けた。事務局の山本明典総務課長代理は「協同組合活動は元々SDGsと親和性が高い活動。この通信を通じて役職員がさまざまな場面でSDGsに参画する意識を持てるよう発信していく」と語った。

 「Team SDGs」は昨年12月末に中堅職員を中心に発足。JAと関わりが深いSDGsについて、総合事業を展開する中で、活発に取り組むことを通じて持続可能な地域社会の実現に貢献することを目的としている。

 新型コロナウイルスの影響もあり、初回の会議は3月となったが、その後の検討を経て、組織内でSDGsの考え方を浸透させるための取り組みとして発行するに至った。「Team SDGs」は引き続き、取り組み可能な活動について検討、実行していく。
(2021年5月 4 日付  日本農業新聞ワイド1近畿より)