LINEで営農情報発信 - JA越後中央

公式アカウント開設

 JA越後中央は、LINE公式アカウント「JA越後中央営農情報サービス」を開設した。タイムリーに情報を届けることができ、利用者側も時間や場所を問わず情報を確認できる。これまで、文書や対面での会話などでの営農情報の配信が中心だった同JAにとって、新たな試みだ。

 営農情報は時期によって必要なものが次々と変わるため、到着までの速さが重要となる。特に、農業に欠かせない天候情報は、対応を急ぐものが多い。文書での通知では時間がかかり、時期が過ぎた情報が届くこともあった。メールによる配信もしていたが、見落としの問題があった。

 JAの営農指導員と組合員らとのやりとりの中で、「情報を早く確認できるようにしてほしい」といった要望が多く寄せられた。

 LINE公式アカウントは企業や店舗が、「友だち」登録をした人に向けて、さまざまな情報を配信できる。「タイムライン」や「トーク」画面下部のメニューから、情報を確認できる。

 他にも、トーク機能で、個別に営農相談も受け付けている。JA営農企画課の大橋凌さんは「圃場(ほじょう)でもすぐに情報が確認できて便利なので、ぜひ多くの人に利用してもらいたい。困ったことがあれば気軽に相談してほしい」と話した。