布生地再利用でSDGs貢献-JAおおいた

支店来店者に贈る

 JAおおいた宇佐女性部は、不用になった布生地を再利用してショルダーポーチや巾着袋を作っている。JA利用者らに無料配布し、女性部が取り組む持続可能な開発目標(SDGs)の大切さを住民や組合員にPRした。

 JA女性部は、SDGsの①ごみを減らす目標②プラスチックの使用量やごみを削減することで海の環境保全につながる目標──などを意識し、リユース品作りを企画した。

 長く愛用できるよう、見た目のおしゃれさやポケット付きといった機能性に配慮。試行錯誤を重ねた。完成した50個は、JA宇佐支店の来店者に先着順にプレゼントした。来店者らは「使い勝手も良さそうで、おしゃれなので大切に使っていきたい」と喜んだ。

 吹上和子同女性部長は「私たちが先頭に立って誰一人取り残さない社会づくりをJAと一緒に取り組んでいきたい」と意欲を見せた。

 JAの入口秀夫統括部長は「女性部の活動はJAの活性化に欠かせない。JAとしてもJA職員と共に最大限の協力をしていきたい」と話す。
(2021年6月26日付け  日本農業新聞ワイド2九州より)