SDGs発信へ 全部署に啓発資材 - JAいび川

職員が理解深め 地域発信

 JAいび川は、持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けて、職員が理解を深めて地域に発信できるよう内部向け啓発資材の発行を始めた。

 同JAはSDGsの17の目標とそれに付随する169のターゲットの実践に当たり「食と農を基軸に地域に根差した協同組合」であるJAの特性を踏まえ、食と農、地域とくらし、組織の三つの分野に整理。目標を達成するための取り組み方針を昨年7月に定めた。

 6月に第1号と2号を発行し、全部署に配布。まずはSDGsについて基本的な知識を知ってもらえるような内容を紹介した。2021年度中に全12回の発行を計画しており、第3号以降は同JAのSDGsにかかる具体的な取り組みについて紹介していく。また、外部に向けた取り組みとしてデジタルサイネージや広報紙などを活用する。

 同JAの広報担当者は「持続可能な社会の実現に向けて、積極的にSDGsの取り組みを発信し、地域一体となって考えていきたい」と話す。
(2021年6月29日付け  日本農業新聞ワイド1東海より)