手書きPOPで親しめる店舗に - JAあいら伊豆

新人職員が制作 利用客に人気

 JAあいら伊豆ファーマーズマーケット「いで湯っこ市場」は、今年から同市場で働く職員が手書きしたPOP(店内広告)が、利用客や出荷者の間で話題になっている。

 4月から働く宮川愛子さんは、商品の品出しや接客業務の他に、旬の農産物や同JAの加工品などのPOPを制作している。

 宮川さんは、学生の頃から絵を描くことが得意だった。6月に同市場の出荷者と職員を対象に行ったPOP講習会で、POP制作の基礎を学んだ。

 その後、品出し作業が一段落する午後の時間帯に少しずつ制作した。

 手書きのPOPが店内に増えるにつれ、愛嬌(あいきょう)のあるイラストや文字が、訪れる利用者や出荷者の目に留まり、新作を楽しみにする人も多い。

 宮川さんは「私が制作したPOPが出荷者や利用客に喜んでもらえてとてもうれしい。これからもみんなに楽しんでもらえるよう制作したい」と意気込む。
(2021年9月1 日付け  日本農業新聞ワイド2東海より)