旬の地元農産物をもっと知って! - JAぎふ

准組合員対象「イチゴ知る講座」

 JAぎふ日野支店では1月下旬、准組合員やJA利用者9人を対象に「イチゴの食べ比べ」講座を開いた。併せて、准組合員や利用者に旬の地元農産物をもっと知ってもらおうと、同支店の敷地で「日野朝市」も開催した。

 地元生産者が出荷する農産物の認知度を高めることで、朝市や同JAの産直施設「おんさい広場」への集客を図り、農業者の所得向上を目指す。

 この日は、野菜ソムリエの資格を持つ深尾光恵さんが講師となり、イチゴの知識と食べ比べや冬野菜の保存方法など資料を使って説明。新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し、イチゴ食べ比べは持ち帰って自宅で行うこととした。

 参加者は「今までは見た目でイチゴを選んでいたが、それぞれの品種の特徴を理解し、自分好みのイチゴを見つけたい」と話した。同支店の山口昌彦支店長は「今後も野菜ソムリエを招いた講座を行うことで、地域農業への周知と理解を求めていきたい」と話した。

<2022年2月 9日付  日本農業新聞  ワイド2東海>