女性管理職の活躍後押し-神奈川・JA横浜

研修会で求められる能力、役割を確認

 JA横浜は9月上旬、横浜市のJA本店で女性管理者活躍推進研修会を開いた。世界的に女性の経営参画が進む中、女性管理職の活躍を後押しするため、本年度初めて企画し、25人が参加。管理職としての取り組みや課題を共有し、求められる能力や役割を再確認した。

 一部の市場調査では、働く女性のうち約6割が管理職への昇進を望まないとの結果が出ている。JA内でも、家庭の事情などを理由に消極的な声が多いのが現状だ。

 研修会では、波多野優専務が「男女関係なく、自信を持っていろいろなことにチャレンジしてほしい。いずれは女性役員の誕生も期待している」と呼びかけた。

 講師は、合同会社りあらいずの塩塚淳子代表が務めた。女性役員比率の高い企業は業績の伸びも良いデータがあると紹介。「女性の社会参画に対する政府の取り組みも、人権問題や社会政策の考え方から経済成長戦略の一つに変化している」と、女性の活躍が求められる背景を解説した。

 参加者は、グループワークで管理職としての成功事例や課題を話し合った他、思考の癖やリーダーシップのタイプを自己診断した。リーダーとしての振る舞い方や、相手に受け入れてもらうためのコミュニケーションの方法を学んだ。

 参加者は「女性の活躍が重視される理由を改めて認識できた。自分なりに活躍の場を広げたい」「配属部署や支店により環境は異なるが、得た知識を生かし、女性職員が管理職を目指したいと思えるよう良い影響を与えていきたい」と話した。


<2023年9月26日(火) 日本農業新聞 ワイド2首都圏>