冷蔵タマネギ、光センサーで品質安定 - 兵庫・JA淡路日の出

「芯腐り」など外から見えない腐敗球を判別

 JA淡路日の出は15日から、冷蔵タマネギの出荷を始めた。初日は関西の市場へ向け、約700ケースを出荷した。同JAの冷蔵タマネギは、2020年から光センサーを使って「芯腐り」など外から見えない腐敗球を判別し、取り除く選別を行っている。さらに、手作業で損傷球を取り除き、高品質なタマネギの出荷に取り組んでいる。光センサーを始めてから3年、消費者や市場から品質についてのクレームはないという。

 「淡路島たまねぎ」の出荷は4月下旬の早生タマネギから始まり、6月からは自然乾燥した中生・晩生タマネギ、11月からは冷蔵タマネギへと変わり、12月下旬まで続く。冷蔵タマネギは、自然乾燥したものを7、8月の間にJAが引き取って、0度で冷蔵貯蔵したもの。秀・優の等級とM・L・2Lの階級に分け、市場と契約し出荷計画を立て約1万ケースを出す予定だ。差別化を図るため、昨年から段ボール箱に光センサー選別と印字し、新たに作った冷蔵タマネギのキャラクター「光れいた君」も掲載している。

 タマネギの選果を行う池田集荷場の勝矢隆課長は「見た目では分からない、中が傷んでいるタマネギが確実に除去できている。これからも安定した品質とその実績を市場へPRし、生産者の所得の向上につなげたい」と話す。


<2023年11月21日(火) 日本農業新聞 ワイド2近畿>