ＰＲイベント盛況 輸出拡大手応え

　上川管内のＪＡひがしかわは１月下旬、東川米が輸出されているフィンランドで、東川米「ひがしかわボール」ＰＲイベントを行った。

　イベントにはライスボールプレイヤー川原悟氏が協力。フィンランド国内の大型総合スーパー「Ｋシティマーケット」とヘルシンキ中央駅で、東川米と現地食材を合わせた米料理「ひがしかわボール」を現地の人へ提供した。

　試食した現地の人からは「とても食べやすくおいしい」「東川米を購入したい」という声が上がった。ＪＡは「現地での東川米の認知度拡大につながり、輸出量拡大に一層期待を感じるものとなった」とした。

　ＪＡは、２０１７年から東川米輸出事業を始めた。２３年度には９カ国に約４４０トンの東川米を輸出。フィンランドには約１７トンを輸出した。２５年には計１２カ国以上で、総輸出量１２００トンの実績確保を目標に、事業を展開していくとしている。


＜2024年2月16日(金)　日本農業新聞　ワイド１北海道＞