愛媛県
集出荷システム「ニマルJA」を本格導入 - 愛媛・JAおちいまばり
集出荷情報をクラウド上で管理・共有し販売力強化と生産者の農業所得増大を目指す
JAおちいまばりは、集出荷システム「nimaru(ニマル)JA」を県内で先行し本格導入した。集出荷情報をクラウド上で管理することで、販売力強化を実現し生産者の農業所得増大を目的とする。
「ニマルJA」は紙やファクスに依存した手続きなど園芸現場の課題解決に向けて、kikitori(キキトリ)が開発したシステム。生産者らは出荷の規格や数量をスマートフォンで入力する。集出荷情報を市場担当者と迅速に共有し、市場からの要望も生産者にタイムリーに伝えることで需要に合わせた出荷を実現し、有利販売につなげる。病害虫の発生情報や防除適期などをJAから生産者に速やかに配信することで、適切な作業管理を促し、品質向上と収量増加を目指す。
甘長とうがらし部会では5月上旬、出荷日に合わせて生産者らが集まり、システムの利用方法を確認した。実際に各自のスマートフォンで伝票入力を行った。
部会員らは「簡単に入力できた」「これまでの出荷状況がデータで集計されるのでありがたい」と話した。
JAでも、集荷の際に複数人が関わり手入力で行っていた伝票入力作業をデータ管理することで、人員やミスの削減につなげる。
営農指導課の木原嘉文課長は「昨年度の試験運用期間で実用性の高さを感じた。甘長とうがらし部会での先行した運用を基に他の部会でも活用を進めていきたい」と話した。
今後はデータを基に出荷予定数量などを収集し、選果作業の計画に活用。他の生産部会での運用開始準備を進めていく。
<2026年5月30(土) 日本農業新聞 朝刊 ワイド1中国四国>
