地域に根づくJAへ - JAはくい

「担い手青年部」発足 農業経営や技術磨く

 JAはくい管内の若手農業者とJAが連携し、地域農業の持続的な発展を目指そうと「担い手青年部」を発足させた。栽培技術や経営に関する研修会を開き、情報共有や意見交換を通して、将来の地域農業を支えるトップランナーを育成していく。JA本店で3月15日に設立総会を開いた。メンバーは、羽咋市と宝達志水町の26~47歳の農業従事者や新規就農者12人でスタートした。新年度は、精米工場や作業施設の見学、園芸作物の試験栽培、優良事例先の視察などを予定する。(日本農業新聞2019年3月22日付北陸版より)

組合員のメンバーシップ強化

 JAはくいは、「食と農を基軸として地域に根ざした協同組合」を自己改革のビジョンに掲げている。年2回の感謝祭イベントやJA女性部の活動などを通じて、組合員・地域住民の参加・参画を進め、地域に必要とされるJAづくりを進めている。

支店協同活動を通じたふれあいイベント

 JAはくいでは、組合員・地域住民との仲間づくりと絆づくりの実践を目的に、5つの支店がそれぞれ支店協同活動に取り組んでおり、清掃ボランティアなどの地域貢献活動やグラウンドゴルフ大会、料理教室などを企画している。中でも、地元の生産者の協力を得ながら、地域の子どもたちの農業体験をサポートする活動が盛んで、平成30年度は、小中学校や保育園など10カ所で実施。田植えや稲刈り、野菜づくりを通して、農業への興味・関心を高めている。