活動減っても密なつながり 准組向け「支所だより」 - JAみくまの

来店者に新鮮野菜をプレゼントも

 和歌山県のJAみくまの女性会は、支所と共同で准組合員向けの「支所だより」を作成した。JA管内は、農家が少なく准組合員が多い地域。女性会や支所の活動を発信する他、来店者へのプレゼント企画なども実施。新型コロナウイルス禍による活動自粛を余儀なくされる中でも、JAと地域とのつながり強化につなげる。
 JA女性会ではコロナで活動ができず、代わりに広報「かかわり通心」を発行。工夫を凝らした内容が好評で、活動ができない中、会員の増員にも貢献している。会員からは、JA外部にも発信できないかとの声もあり、支所だよりの発行につながった。
 支所だよりを発行したのは新宮支所。「特別号」と題し、表面で支所、裏面で女性会を紹介した。女性会の記事では、地域の農産物をクイズ形式で紹介するなど、工夫を凝らした。
 支所だよりは11月中旬から支所管内の准組合員を中心に配布した。11月下旬には、誌面掲載アンケートを持参する来店者に女性会会員が作った新鮮野菜をプレゼントする企画も実施。女性会会員自ら野菜を手渡しするなど地域の「農」と「食」を支所と連携した形でPRした。(日本農業新聞2020年12月19日付ワイド1近畿より)