沼津ねがた白ねぎ 県版GAP取得 - JAなんすん

銘柄化さらに

 JAなんすん沼津ねがた白ねぎ部会は、消費者や取引先に向けて安心と信頼を確保しようと、県版GAP(農業生産工程管理)である「しずおか農林水産物認証」を取得した。県が18日、認証書を授与した。

 同部会は生産者15人。白ネギは、茶の転換作物として茶農家が新たに栽培を始めた。昨年は約2・3ヘクタールで9・5トンを生産した。

 認証取得に向けて、JA職員と共に部会独自の生産工程マニュアルや生産記録の書式などを整備した。

 圃場(ほじょう)や調製場を整理整頓し、食品安全、労働安全、環境保全、法令順守などの知識や意識を高め、共通の目標を掲げて取り組んできた。

 同部会の帯金秀充部会長は「県の認証は日本版GAP(JGAP)とほぼ同じで、自信を持って高品質なネギを届けられる。さらなるブランド化につなげたい」と話す。
(日本農業新聞2021年1月23日付ワイド1東海より)