イチジクパック詰め 請け負います - JAしみず

イチゴのノウハウ生かす

 JAしみずは本年度から、イチジクのパッケージセンターを立ち上げた。初日の6日は、生産者1人の約100パック(1パック350グラム)分を請け負った。毎週火曜日以外の平日午前中に作業する。パート1、2人で、生産が終わる11月末まで請け負う。

 着色が早いイチジクは、朝と夕方の2回収穫する必要がある。日没後、車のヘッドライトを使って収穫することもある。

 大きさで選別し、パックに詰める作業は果皮が傷みやすく、丁寧に扱うため時間がかかり、深夜になる場合もある。

 2018年から始めたイチゴのパック詰めは、昨年、2カ所で前年比1・5倍の8万9000パック(1パック280グラム)を請け負った。そのノウハウをイチジクに応用した。

 同JA集出荷センターの下平和徳主任は「今後さまざまな品目のパック詰め作業を請け負い、農家の出荷調製作業軽減に努めたい」と話す。
(2021年9月8日付け  日本農業新聞ワイド2東海より)