社会福祉協議会にコシヒカリ贈呈 - JA常総ひかり

子育て世帯を中心配布する「にこにこ294(ふくし)セット」に活用

 【茨城・常総ひかり】JA常総ひかりは10日、下妻市社会福祉協議会へ精米の「コシヒカリ」を贈呈した。JAの堤隆組合長らが協議会事務所を訪れ、食料支援としての活用を要請した。

 協議会では新型コロナウイルス対策の一環で、下妻市内の子育て世帯を中心に、「にこにこ294(ふくし)セット」として食料品を配布。JA常総ひかりは150袋(1袋2キロ)の精米コシヒカリを寄贈した。

 JAではこれまでもJA共済の地域貢献活動として、取り組みを継続。今回は配布しやすい単位ですぐに調理でき、保存期間が長いという理由で1袋2キロ単位の精米コシヒカリが選ばれた。

 贈呈後、下妻市の菊池博市長や協議会の折原嘉行事務局長を交えて会談。今回の配布以外にも、誰でも気軽に食品を寄付できる「きずなBOX」の設置など、食料支援の手法で意見交換した

 堤組合長は「JAの取り組みが、地域貢献に生かされるのは大変喜ばしい。支店へのきずなBOXの設置も含めて、さらに積極的に食料支援の活動をしたい」と話した。


<2022年8月 17 (水)付け  日本農業新聞  ワイド2北関東>