鳥取県
白ネギの作業労力軽減・消費拡大 - JA鳥取西部
支柱打ち込みの機械化検討
JA鳥取西部などは3月20日、境港市の県園芸試験場弓浜砂丘地分場で白ネギ省力化機械の実演会を開き、生産者の負担が大きい支柱の打ち込みなどの機械化について検討した。
夏ネギのトンネル支柱の打ち込みやマルチ張り作業ができる、大阪府の藤木農機製作所のトンネルマルチ打込機「うち丸」を実演した。人手による支柱の打ち込み作業は、非常に労力が掛かり、腰への負担も大きい。「うち丸」は、一連の作業を簡単にできることを確認した。(日本農業新聞2019年3月23日付中国四国版より)
1次産業ツアー受け入れ需要拡大へ
鳥取県の第1次産業を体験ツアーとして旅行商品化するモニターツアーが3月5、6の両日、県内で開かれ、5日は、JA鳥取西部が、米子市のきらめきはうすで白ネギ料理体験を受け入れた。
ツアーは、JA鳥取県中央会と農協観光鳥取支店などで組織する第一次産業観光利活用推進協議会が企画した。同JAでは、大阪市のホスピタリティツーリズム専門学校大阪旅行科コースの学生3人が料理を体験。白ネギ料理研究会メンバーに教わり、3品目を調理し、白ネギフルコースを味わった。参加した学生の意見を基にツアー商品の開発につなげる。(日本農業新聞2019年3月6日付中国四国版より)