生産者や農業法人の労力軽減に - JA福山市

ドローン水田防除で説明会

 JA福山市の子会社JAファームふくやまは4月中旬、ドローン(小型無人飛行機)を使った組合員向け水田防除説明会を福山市で開いた。農業法人を中心に防除を請け負う同社は、増加が見込まれる個人生産者の要望に対応するため、説明会で実用性などを紹介した。
 同社はJAの営農経済事業を補完する役割を目的に、2017年度に設立。農作業受託事業として、生産者や農業法人の労力軽減に、ドローンでの防除作業を請け負う。17年度は1機で83ヘクタール、新たに1機を導入した18年度は126ヘクタールで受託した。同社は、ドローン防除を7月下旬から始め、9月上旬まで200ヘクタールを目指す。(日本農業新聞2019年5月9日付中国版より)