京野菜 新たな消費者ニーズを発掘 - JA京都中央

山形に初出荷 全国へ魅力発信

 JA京都中央は4月下旬、山形県のJAさがえ西村山が運営するアグリランド(大型農産物直売所)へ京野菜「九条ねぎ」「京みず菜」など5品目を初出荷した。新たな消費者ニーズを発掘し、京野菜の魅力を全国へ発信する取り組みとして期待される。
 JAは、今年から始まった新たな経営刷新3カ年計画に基づき、生産農家の所得向上と販売力強化に向け、新たな販売先として継続した取り組みを進める。今後も出荷先を拡大し、販売事業の拡大も狙う。(日本農業新聞2019年5月8日付近畿版より)

「京山科なす」 情報誌職員ら招き定植体験

 JA京都中央経済部営農販売課は4月下旬、大山崎支店管内の「京山科なす」の圃場(ほじょう)で苗の定植作業の体験会を行った。京都の旬の食材と情報誌がセットになった会員制の通販「京都食べる通信」やホテルカンラ京都などを運営するUDSの職員と同課職員ら7人が定植を体験した。
 定植した「京山科なす」は、6月下旬から収穫される見込み。系列のホテルのレストランで食材に利用される他、マルシェの開催も計画されている。(日本農業新聞2019年5月3日付近畿版より)