梨の輸出拡大へ - JAなす南

摘果学び大玉めざす

 栃木県のJAなす南梨部会は5月9日、那須烏山市の部会員の圃場(ほじょう)で2019年産梨「にっこり」摘果講習会を開いた。部会員34人が参加。海外輸出を考慮し、大玉生産を目指した摘果のポイントを学んだ。
 同部会は、輸出による販路拡大に力を入れている。高機能梨予冷庫を活用したコールドチェーンにより、18年度はマレーシアと香港へ「にっこり」計3,300箱(1箱5キロ)を輸出した。輸出先は、大玉を好むため、18年産よりも大玉サイズの発生数を増やし、より高品質な梨生産を目指す。(日本農業新聞2019年5月16日付北関東版より)