低コスト・農家所得増大へ - JA東能登川

省力化へ水稲密苗

 JA東能登川地域農業者連絡協議会は5月9日、JA全農しがやヤンマーの協力の下、水稲密苗実証圃場(ほじょう)現地研修会を東近江市新宮町で開いた。同協議会やJA東能登川管内の組合員ら26人が参加した。密苗実証は、JA管内初の試み。密苗による田植え作業は苗箱が減り、省力化や低コスト化が実現できる。JAが自己改革で掲げる農家組合員の所得増大、農業生産の拡大が期待される。(日本農業新聞2019年5月14日付近畿版より)

加工業務用キャベツの面積拡大

 JA東能登川は3月下旬、2018年産加工業務用キャベツ研修会を本所で開き、生産者13人が参加した。
 同JAの加工業務用キャベツの取り組みは、農家所得の増大、農業生産の拡大を掲げ5年目となり、当初の0.76ヘクタールから4.5ヘクタールまで生産面積が拡大した。
 JAでは、さまざまな経験を基に年々生産技術が構築できており、さらなる農業生産の拡大を行い、農家組合員の所得増大に努めたいとしている。(日本農業新聞2019年4月4日付近畿版より)