農機有効利用でコスト削減 - JA道央

眠っている農機具を受託・買い取り

 石狩管内のJA道央は4月中旬、北広島市輪厚のアルーダ道央常設展示場で2019年オープンフェアを開いた。約105人が訪れ、出品数380点のうち110点の商品が成約した。これは組合員の自宅に眠っている農機具を有効利用するため、受託や買い取りを行い、全道のアルーダネットワーク(ホクレンが運営する中古農機取引)を使って販売しているもの。
 当日はトラクターやフォークリフトなどの大型機械の他、ロータリーなど目玉商品や人気の機械には購入希望者が殺到し、抽選販売を行った。
 展示した商品は1週間ほど前から、JA道央ホームページのアルーダ道央ページに掲載。フェア当日まで契約しないようにしたため、組合員ら来場者は現物の確認や、商談時間が取りやすくした。(日本農業新聞2019年5月3日付北海道版より)

点検で長持ち 青年部江別ブロックが学習会

 石狩管内のJA道央青年部江別ブロックは1月中旬、江別市の同JA江別整備工場で農機学習会を開いた。部員23人が参加し、チェーンソーや農業用タイヤ、ロータリーの保守点検などを学んだ。
 企画した有野翔大実行委員長は「農作業における機械点検は、事故防止はもちろんのこと、機器の寿命などにも関わる重要な仕事。今後は今まで見落としていた部分もしっかりと点検して、安全作業に努めたい」と話した。 (日本農業新聞2019年2月1日付北海道版より)