安全・安心で高品質のスダチ生産へ - JAアグリあなん

JGAP 団体認証で弾み

 JAアグリあなんと生産者16人で構成されるJGAP(日本版農業生産工程管理)グループは5月上旬、県内初のJGAP団体認証を県特産スダチで取得した。生産者代表の北條春樹さんは「認証取得はゴールではなくスタート。生産者として認証を誇りにし、安全・安心な高品質のスダチを出荷する」と決意を新たにしている。
 認証を受けたのは計3.6ヘクタール。今回取得したJGAP団体認証では、生産管理手順、衛生・労働管理など120項目を超える適用基準項目を満たす必要があった。同JA営農指導員をはじめ、JGAP指導員の資格を持つJA徳島中央会、JA全農とくしま、県職員が一丸となって現地指導などを実施し取得に至った。認証取得に徳島中央会の独自施策「GAP認証取得応援モデル」を活用し、負担を軽減した。(日本農業新聞2019年5月19 日付四国版より)