農産物の販路拡大を - JA東京スマイル

買い物困難者への移動販売車試験

 JA東京スマイルは4月上旬、葛飾区で初めての移動販売車を使った試験販売をした。農業者の所得増大に向けた販路拡大が目的。トラックの荷台部分を改造した発光ダイオード(LED)照明付きの陳列棚で、特産の小松菜、シュンギク、キャベツなどが並び、他にも長ネギ、ミニトマト、ミニダイコンなどを販売した。
 JA経済営農指導部の齋藤真史課長は「直売所に並べるだけでなく農産物を運んで販売することで、買い物困難者への支援と地場産野菜のPRができる。安定供給できるよう生産者に協力してもらい、都市農業のファンを増やして農業者の所得増大につなげたい」と話した。(日本農業新聞2019年4月18日付 首都圏版より)