1等米比率向上めざす - JA能登わかば

カメムシマップを作成

 石川県のJA能登わかばは、能登南部営農推進協議会と連携し、今年度から乳白米や斑点米による格落ちが大きい6集落を重点指導集落と選定した。
 6月には簡易に圃場(ほじょう)管理ができる「Z―GIS(営農管理システム)」を活用し「中干し実施調査マップ」による中干し実施の進捗(しんちょく)管理を行い、基本作業の必要性について指導した。7月は、斑点米の発生防止に向け、重点集落で畦畔(けいはん)や休耕田などのカメムシを調査し、「カメムシ調査マップ」を作成した。
 特にカメムシの生息が昨年と比べ1.8倍と多く確認されており、今後の本田防除の徹底や啓発を図り、1等米比率向上を目指す。(日本農業新聞2019年7月13日付北陸版より)