全自動ドローン実演 - JAめぐみの

JAめぐみの水田農業担い手研究会

 JAめぐみのは11月上旬、関市の本店で水田農業担い手研究会を開き、管内から92人が参加した。講義の他、スマート農業機器の実演会があり、参加者は最新の農業技術に触れた。
 研究会は3年目。耕種を主体とする担い手農業者へ、農業情勢や技術情報など、さまざま情報や提案を行い、今後の農業経営の発展に役立ててもらう。
 あらい社労士事務所の荒井妙恵子さんが「農業経営における労務管理の基礎」を講義。JA全農岐阜の米穀販売課は「米穀情勢」について、JAは「季節農業用自動車保障特約」「肥料・農薬情勢」について説明した。
 山内清久組合長は「地域農業を引っ張る皆さんと協力し、三カ年計画にもある農業所得増大を目標に支援していきたい」と話した。
 スマート農業機械の実演会と肥料農薬や低価格モデル農機などの展示・相談ブースも設け、省力化や食味向上につなぐため資材の紹介をした。特に全自動農業用ドローン(小型無人飛行機)や無線操縦草刈り機に注目が集まった。
 参加者は「農業の機械化が進んでいることを改めて実感した」「毎年新しい情報が聞けて勉強になる」などと感想を話した。(日本農業新聞2019年11月16日付ワイド1東海より)