長野県
初の懇談会 准組合員の声運営に - JA塩尻市
JAの事業、仕組み、メリットを説明
JA塩尻市は1月下旬、本所で准組合員懇談会を初めて開いた。准総代を中心に8人が参加し、グループワークで意見交換をした。長期構想3カ年計画の一環で、准組合員のJA参画向上を目指し、交流を図ることが目的。
農協改革とJA自己改革、協同の仲間づくり(アクティブ・メンバーシップ)の取り組み、准組合員の意思反映と運営参画の促進の三つについて説明した。JA自己改革では、正・准組合員のメンバーシップ強化や准組合員の農に基づくメンバーシップの強化が求められている。准組合員は「地域農業振興の応援団」であり、その拡大を目指すことを伝えた。
グループワークでは常勤理事も参加し、2グループに分かれて意見交換をした。参加者からは「准組合員にJAの事業、仕組み、メリットの説明やつながりを持てる取り組みにしてほしい」と要望があった。
JAでは今後も准組合員の声もしっかり聞き、事業運営に反映させていきたい考えだ。 (日本農業新聞2020年1月29日付県版長野より)