肥料や水稲資材個別引き取り - JA草津市

資材コストの軽減へ

 JA草津市購買課は、2019年11月に組合員より予約集計した、20年産米用の化成肥料・育苗資材・農薬の個別引き取りを、1月下旬から2月上旬までのうちの4日間、市内3カ所の本支店で行った。
 この取り組みは、組合員自らが軽トラックなどで肥料や農薬を持ち帰ることにより、「指定日引き取り価格」で供給し、農家の資材コストの軽減を図ることが目的。当日は、次々と訪れた組合員の軽トラックなどに、職員が肥料や水稲資材などの積み込みを行った。4日間で約220人の組合員が個別引き取りを利用した。
 JAの福谷正明購買部長は「近隣JA連携による肥料や農薬の共同購入メリットなど、今後も資材コストの軽減を図り、農業者の所得増大に取り組みたい」と話した。(日本農業新聞2020年2月11日付ワイド2近畿より)