高品質出荷へ毎月巡回 レインボーバラ共選組合研究会 - JA西三河

夏場の管理方法を確認

 レインボーバラ共選組合ICT(情報通信技術)研究会は9月上旬、月に1度の圃場(ほじょう)巡回を行った。一層の農家所得向上に向け、夏場から秋口にかけての品質向上を課題に挙げており、栽培技術の向上を目指し今年から始めた。年間を通じた定期的な生育調査により、高品質なバラを安定出荷できるよう情報共有して栽培管理へ生かす。

環境測定器データを栽培に生かす

 毎月1カ所圃場を決め、研究会メンバー8人とJA西三河、JAあいち経済連の担当者が巡回。今月は成瀬克弘さんのハウス(26アール)で、花の休ませ方や脇芽を摘み取るタイミングなど夏場の管理方法を確認した。生産者はその都度気付いた点を互いにアドバイスし合い、自身の栽培方法に取り入られる方法があればプラスアルファとして用いて、より確かな収穫へつなぐ。
 生産現場と環境測定器「あぐりログBOX」のデータを照らし合わせて今後の栽培に生かす。現状と課題を共有した上で、JAは共通のテーマとなり得る方向性を見定められるようデータの提示を行い、生産者と共に一丸となって検証を進めていく。成果は産地全体で共有。JA西三河あぐりセンター野々宮の加藤陽介さんは「まずは個人、メンバー間の栽培管理を数値で共有しながら、高品質なバラの安定出荷を目指していきたい」と話す。(日本農業新聞2020年9月17日付ワイド2東海より)