「乾燥ヨモギ」拡大へ - JAえちご上越

遊休地活用し所得向上

  JAえちご上越では、おきゅう用のモグサや健康食品の原料として需要が高い「乾燥ヨモギ」の出荷拡大で農業所得の向上を実現しようと、組合員へ声掛けをしている。5月には、管内13カ所で新規出荷者向けに説明会を開き、生産方法や出荷荷姿などを伝えた。

 ヨモギは中山間地域の遊休地や耕作放棄地でも栽培が可能。地域農業の活性化が期待できる品目だ。JAの営農部園芸畜産課と営農センターは、今後も地域に出向いて提案活動を進め、生産者を増やしたい考えだ。

 説明会に先立ち、頸南営農センターと園芸畜産課は5月中旬、上越市でヨモギの試験栽培を始めた。試験圃(ほ)は、もともと水田だった約1アールの遊休地を活用。採取したヨモギの根元部分を圃場にすき込むことで株数を増やす「自生株増殖法」の効果を確認するのが目的だ。

 この日、試験圃に集まったJA営農指導員や県上越農業普及指導センターの職員ら約10人は、自生しているヨモギ約30キロ分を引き抜いて集め、根元部分を切り出して圃場に散布。均一にまいた後、トラクターで浅くすき込んで作業は完了した。
(2021年6月11日付け  日本農業新聞 ワイド2信越より)
 今後はJA職員が定期的に試験圃を見回り、除草作業などを行う。収穫は来年5月以降の予定。試験栽培の結果は、指導会や新規出荷者向け説明会などを通じて紹介していく。

 頸南営農センターの霜鳥正紀センター長は「耕作放棄地を有効活用する一つの方法として、ヨモギを採用した。試験栽培を通じて、より効率的に生産・出荷できる技術を検討する。今後も中山間地域の農業が活性化するよう農家へさまざまな品目を提案していく」と話す。
(2021年6月11日付  日本農業新聞ワイド2信越より)

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