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パッケージセンター 通年稼働へ品目増 - JAむなかた
新たにビワ受託
JAむなかたパッケージセンターは2021年、通年稼働に向けて受託品目を増やしている。6月から、新たにビワの受託を開始。Mサイズ(1果30~40グラム)を中心に303パック(1パック280グラム)を詰めた。
センターは20年11月に新設。イチゴで稼働が始まった。仮設時から3品目を受託していたが、端境期があるのが課題だった。
21年度は新たに5品目を増やす計画。端境期をなくし、時間の有効活用による各品目の品質向上や所得の増大への貢献、作業員の雇用維持、技術向上などに努める。
ビワでは、農家の要望を機にセンターの利用が実現した。5人が、一部や全量など、希望する量を委託する。
3、4果ごとに掛けている袋のまま持ち込めるため調製、パック詰めに掛かる手間が省ける。パック詰めのポイントは①詰めるときはビワの両端を持つ②鮮度の証しである産毛を取らない③規格を正しく分ける――など。糖度・鮮度維持のため、予冷庫も活用する。
(2021年6月11日付 日本農業新聞ワイド2九州より)