農機レンタル お任せ11機種 - JA広島中央

組合員の需要に対応

 JA広島中央は、農業機械のレンタル事業拡充で組合員の営農を支援する。草を刈り取り粉砕するフレールモアは、刈り幅1・8メートルに加え、9月には幅1・4メートルで中・小型トラクターに装着できる機種を導入。ドローン(小型無人飛行機)や水稲の直播(ちょくは)栽培が可能な播種機など11機種をそろえ、組合員の需要に応える。

 レンタル農機は、2003年に管理運営要領を定め、事業化した。面積当たりの利用料をもらう。農業用ドローンやトラクター、ブロードキャスターなど14台を貸し出す。水稲栽培の省力化、低コスト化にも力を入れ、直播播種機や密苗専用田植え機、乗用型除草機なども充実させた。

 フレールモアは、刈り幅1・8メートルが好評で20年度は20戸が5ヘクタールで利用した。ただ、トラクターに装着して公道を走行する場合、大型特殊免許が必要のため、小型特殊免許・普通免許で走行可能な幅1・4メートルを追加導入した。休耕田の管理など農地保全に役立ててもらう。

 JAは、主力の稲作で省力化が見込める直播栽培などを推進。適正な水管理で生産性を高めるため、田面を均平にするレーザーレベラーの利用にも力を入れる。

 レーザーレベラーは、設定や操作が複雑なため、JAが作業の代行も引き受けたことで利用が拡大。20年度の利用面積は前年比3倍の8・6ヘクタールとなった。

 JA農機センターの川崎克己センター長は「レンタル機の充実でコスト低減や農業者の所得向上につなげたい」と意気込む。
(2021年9月28日付け  日本農業新聞ワイド1中国四国より)