SDGs貢献へバザー-JA多気郡

『もったいない』が『ありがとう』に

 JA多気郡女性部は11月上旬、同JA農産物直売所スマイル多気店でバザーを開いた。食品ロスやごみを削減して持続可能な開発目標(SDGs)に貢献しようと企画。約2カ月かけて集まった食品や食器、洋服など約250点を女性部役員で値付けをした。

 バザーは同店舗のイベント「伊勢いもフェア」と同時開催した。不用品を提供した女性部員は「不用品が販売されて売り上げが誰かのためになる。『もったいない』が『ありがとう』になるのはうれしい」と話す。

 同JA担当者は「笑顔で楽しく開くことができた。今後の活動につなげていきたい」と話した。売上金は、地元の社会福祉協議会に寄付する予定だ。
(2021年11月 17日付け  日本農業新聞 ワイド1東海より)