オンリーワンの接客へ研修に力 - JA北大阪

「職場全体の雰囲気明るく」

 JA北大阪は、JAのファンづくり、オンリーワンの接客を目指して職員の接客向上に努めている。入組5年目までの若手職員を対象にマナー研修会と、指導する立場である先輩職員にもサポート研修会を合わせて4回開く。

 講師が一方的に指導する研修方法を改め、職員とコミュニケーションを取りながら指導する双方向型の研修を行った。参加した職員は「寄り添ってくれる講師、同僚と意見交換をし、接客に求められていることを再確認できた。接客向上に努めたい」と意気込む。

 11月に入り、早速研修効果が出始め、来店客から「親切に対応してくれてうれしかった」と花が届いた。

 木下昭男組合長は各職場の様子を確認に回り、「職場全体の雰囲気が明るくなった。地域になくてはならないオンリーワンの存在を目指してこれからも組合員の心にのこる接客をしてほしい」と期待を寄せた。
(2021年11月 11日付け  日本農業新聞ワイド1近畿より)

職員に指導する講師の中山利加さん(右)

職員に指導する講師の中山利加さん(右)