市田柿 ベトナム初輸出 - JAみなみ信州

所得増大へ取り組み強化

 JAみなみ信州は、特産「市田柿」の輸出拡大の取り組みを強化している。2021年度初めての輸出となるベトナムに向けて24日、72キロを発送した。国内価格安定のためJAは、東南アジアを中心に中華圏の「春節」に合わせて「市田柿」を輸出。21年度の輸出量は計75トンを見込む。

 16年からこれまで台湾、香港、シンガポール、マレーシア、タイ、カンボジア、米国へ輸出。新たにベトナムが加わった。

 JAは19年、日本貿易振興機構(ジェトロ)主催のベトナムホーチミンでの日本産農水産物・食品輸出商談会に参加した。現地での干し柿への関心の高さや干し柿が輸出されていない現状をチャンスと捉え、販路開拓を始めた。


 ベトナムで「市田柿」を乾燥果実として商品登録し、限定された果実輸出の条件をクリア。課題は取扱期間が短いことだったが、20年度に包装用フィルムを変えるなどで、賞味期限を60日から延ばして「90日」を実現した。今年6月、同国との相互申請協力事業で国内2例目となる地理的表示(GI)保護制度登録もされ、輸出に向けて弾みとなった。

 JAは21年度、ベトナムでの販売先にホーチミンの高島屋とファミリーマートを計画している。JA営農部販売課の伊藤謙三主任は「さまざまな人の力を借り、スタートを切ることができた。輸出量100トンを目指し、ニーズの高いところは勝負していきたい」と語った。
(2021年12月28日付け  日本農業新聞ワイド1信越より)

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