グーグルマップの直売所情報充実 - JA東とくしま

閲覧数2・5倍 検索上位へ

 JA東とくしまは、グーグルマップやインターネット交流サイト(SNS)を活用した直売所などの情報発信に力を入れている。グーグル検索やグーグルマップの直売所のページを管理。取り扱う野菜やオリジナル商品の情報を増やし、閲覧数が2・5倍に伸びた。インターネットでの検索結果が上位になるよう取り組みを進め、若年層の来客増加を狙う。

 同JAでは5月から「グーグルマイビジネス」の活用を始めた。グーグル検索やグーグルマップにある産直市「みはらしの丘あいさい広場」の情報を管理するものだ。販売している青果物や料理のページを作製。最新情報として、旬の野菜や果実の紹介も定期的に発信している。

 グーグル検索などで「新鮮な野菜」「おいしい果物」などと関連キーワードで検索した時、上位に表示されるよう情報の充実を進めている。

 産直市「みはらしの丘あいさいひろば」の11月の閲覧数は4万と、活用前に比べて2・5倍に増加した。

 産直市の西本宜典店長は「幅広い世代に産直市の魅力を知ってもらい、来客数や売り上げの向上につなげたい」と期待する。

 昨年の7月には同JAの公式インスタグラムを開設。農産物の出荷の様子や産直市の店頭に並ぶ野菜の使い方や豆知識も発信している。
(2022年1月6 日付け  日本農業新聞  ワイド2中国四国より)